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【情報更新】JH1DOMの実感 ・・・ バンドごとの特徴 28MHz [アマチュア無線]

「バンドごとの特徴 28MHz」をアップデートしました。
以下、記事です。
ホームページもご覧ください。
http://www.jh1dom.com/zakkan/zakkan_band_style_28.html


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JH1DOMの実感 ・・・ バンドごとの特徴 28MHz


(概要)
JH1DOMは28MHz帯(以下、10mバンド)はバンド幅も広く、使われ方は多様です。
ただ、2020年現在のコンディション(MUFがせいぜい7MHz)では、国内向けには通常はバンドが「開かず」(その周波数帯では交信が成立しない)、ために参加者が少ないマイナーバンドです。Eスポなどでバンドが開くと国内遠距離や国外との交信が活性化されることがありますが、残念ながらオフシーズンはたいへん静かになります。
そんな中でこのバンドにはFMが認められているため、FMの交信がされています。愛好家が多数いらっしゃるバンドのようにも感じています。
JH1DOMの実績は、このコンディションが低迷している最近では、コンテストを除くと「つながれば海外」という感じです。海外はむつかしいかという感じを持っていた時期もありましたが、FT8を始めて以来、中国や極東ロシアといった近隣国からVK=オーストラリアあたりにかけて、FT8でつながっています。2020年からはコンディションも上がってくるということなので、さらに遠隔地が良好に入感するようになるだろうということを予想します。ちなみに、あらためて交信ログを再点検してみると前回のピーク時では50W/モービルホイップでイタリアとCWでつながった記録があります。そのほか、タイともつながっています。2017年には100Wでしたが、VKとSSBでつながった記録もあります。お近くの方からの応答を期待して出るとむしろ海外から返事が返ってくる、といった驚きがあるバンドにもなっています。

(装備)
10mバンドは、本格的にやるのであればそれなりのアンテナが必要になるかと思います。
もっともアパマンハムではそこまではできません。引き続きモービルホイップでQRVを当局としてはしていますが、波長が短い分こういった簡易な装備でも楽しめると思います。
10mバンドでは固定局となるとはやりそれなりのアンテナを上げておられる方が多いかと思います。
出力的には、HFローバーンドのように出力が必要ではなくなると思います。つまり小さな電力で遠くまで飛ぶようになると思います。当局の場合は、18メガを超えてこのバンドあたりまでは、50W出力をめどに交信しています(それ以上はさらに出力を絞っています)。それで交信できないのは、出力のせいというよりはむしろコンディションのせい、アンテナのせいと考えるべきかと思っています。

(伝播状況)
電離層反射による遠距離通信が普通に期待できるバンドです。ハイバンドになればなるほど省電力で遠くまで届く傾向が強くなります。ただ、そのためには電離層層の者のMUFが高いことが必要で、実際に交信できるかは太陽サイクルに伴う電離層のコンディション次第です。サイクルボトムの現在(執筆時点:2020年2月)では通常の状態では国内の遠距離交信は期待できません。
一方で、近距離の通信に当たっては直接波となりますが、減衰は7メガなどと比べると格段に小さくなってきます。6mバンドほどではないにせよ、ある程度省電力で直接波通信が期待できます。50Wあれば当局から関東地区であれば地上波で交信できる範囲ではないかと思います。
ハイバンドHFの特徴は、電離層の反射となったときの飛びの良さだと思います。欧州やアメリカとJH1DOMの装備で交信をしようとローバンドではつながりにくいです。こちらのCQが海外で聞こえるのは18MHzより上だろうと思っています。省電力で海外ともつながるとするとそれはHFのハイバンドとなると経験的に思っています。
現状(2020年2月)のコンディションは、ほぼボトムに近いと思いますが、それでもFT8であれば日中の時間帯で近隣の東アジアから東南アジア、VKあたりは期待できるのではないかと思います。ただ、CWで欧州と、という風になるためには全体のコンディションの上昇がどうしても必要だろうなと思います。

(使われ方)
・SSB
Eスポが出れば賑わいもあるのだろうと思いますが、そのようなタイミングでこのバンドを熱心に覗いたことがなく、JH1DOMとしてはEスポ時のこのバンド、このモードの楽しみ方はお伝えすることがあまりありません。
平常時は、近距離のSSBが交信の中心となるかと思います。本当にコンディションが良ければF層反射で国内の遠距離もつながることがあるだろうなと思います。もっとも、国内の遠距離通信はこのバンドよりはむしろ21MHzのほうがはるかに注目や参加があるように思います。
なお、VK(オーストラリア)とSSBでつながったことがあります。英語で応答がありました。こちらのCQの呼びかけは日本語でした。フォネティックコードから解読して呼んでいただいたと思うのですが、驚きました。自分も積極的にいきたいと思います。
・FM
10mバンドの大きな特徴はFMが認められていることだと思います。
29.300MHzが暗黙の了解で呼び出し周波数となっています。ここをワッチするのがまずは良いのかなと思います。また、10mをこよなく愛されている方がこのバンドには多数いらっしゃるのではないかと思います。季節外れでもCQを出せば手ごたえがあるのがこのバンドです。
ただ、2mや430のようにはFMの交信もクリアに行けるわけではないと思います。クオリティは劣るというのが私の実感です。
なお、Eスポなどが出ると海外とFMとつながるという「問題」もあると聞いています。英語の勉強をしておきたいと思います。
・CW
CWにとっては特に国内は寂しいバンドと思います。コンテストの時でないとなかなか相手を見つけるのはむつかしいと思います。
一方で、海外との交信はやはりCWだと思います。当局の数少ないイタリアとの交信はこのバンドのCWで成立しています。

(JH1DOMの交信スタイル)
JH1DOMは、10mに関しては各モードで時々CQを出しています。
装備は10m用のモービルホイップです。
上記のような事情があるため、心構えをしつつコンディションが上がってくるまでの間は、お近くの方から応答があるのを楽しみにして月に一回くらいは継続してCQを出していこうと思っています。

(最終更新2020年2月8日)

 


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