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Bluetoothを使った無線通信 [アマチュア無線]

2020年5月6日(水・振替休日?)

20200506.jpg

Bluetoothを使って無線通信ができるかどうか、試しています。

結論は、CWをやろうとすると技術が必要です。ある種のスポーツとなります。フォーンは大丈夫です。

写真の丸囲みがBluetoothの発信機です。ここから音響を無線のワイヤレスイヤホンへ飛ばします。

ご存知の通りBluetoothは若干音が遅れます。Bluetooth5.0という触れ込みではありますがこの機械への音声入力から、実際に音が鼓膜を揺らすまで、半秒くらいの遅れがあります。

交互通信が基本のアマチュア無線では、「電話」であればほぼ問題ないと思われます。
マイク側は仕組み上も届け出上もBluetooth経由はむつかしいと思われます。したがってPTTを押しての送信はディレイなしの状態で無線機につなぐよりほかないのですが、それでQSOをしてみても、交信上の支障はほぼなかったものと思います。
相手方が気が付くこともないのでは、と感じました(もし違ってましたら是非教えてください)。
NTTや携帯電話、あるいはLINEのように同時双方向が前提だとまたこの遅れが微妙と思われますが、アマチュア無線は交互であることが妙なポイントとなりOKです。

ところが、電信は電鍵をつなぐとその半秒の遅れは致命的に脳に混乱を生じさせ、まず普通の人間では対応は無理です。手で、信号を送りながら0.5秒遅れる音を聞きながら信号を送っていくのは、聖徳太子でないと無理かと思います。

では、CWはできないのか・・・そんなことは実はありません。
電鍵を使わない状態でQSOをすれば可能です

ただこれはかなりテクニックを必要とします。

DSCWを立ち上げて、すべて文字エディタで先々の文章を校正しながら電信する必要がありなかなかクリエイティブです。定型文プラスアルファまでしか今日はできませんでした。

ためしにCQ出していたところ、和文でいきなり応答をいただいた局があり、さすがに対応不能でした・・・申し訳ありません。無線技術の研鑽というアマチュア無線精神に免じてご容赦ください。


どうしてそこまでやってBluetoothにするのかといえば、それは、ひもが邪魔だからです。

在宅勤務がコロナで急速に拡大し、空気を振動させて話をする機会が無線を通じて話をすることに急速に置き換わっています。話をするときに例えば受話器をもって片手をふさがれてしまっては、あるいは、リグからの線で頭の動きを限定されては上がる効率が上がりません。ですから完全ハンズフリーでないといけないと思いますし、それは、無線の世界でも同じだろうと、そう、思ったわけです。



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