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Comm Academyイベントに参加しました [アマチュア無線]

2021年4月17日(月)

ARRLに紹介のあったComm Academyのバーチュアルイベントへ参加しました。

Comm Academyについてはリンクを参照ください。

イベントは日本時間の4月11日の日曜日、午前1時開始で、若干早起きがしんどいところではありましたが、ライブでキーノートプレゼンテーションとそれに引き続いて「パンデミックと停電」と題したプレゼンを無料のチケットを購入した上でユーチューブで視聴しました。さらに引き続いて「カスカディア沈降帯の地震にいかに備えるか」も視聴しました。イベントは二日間にわたり続きましたが、ライブでの参加は今回ここまでとさせていただきました。プレゼンの内容はユーチューブで見れるようですので是非ご覧ください。英語は非常に標準的で、プレゼンも親切でわかりやすかったと思います。

さて、今年のテーマは「DISASTERS HERE, THERE, AND EVERYWHERE – ARE WE READY?」でした。この二つのプレゼンもそうですが、アマチュア無線が社会へ貢献できるとすれば、こういった災害が発生したときどうやってそれへの対応に協力できるかだと思います。
このテーマは、広く米国のアマチュア無線界では重要な課題と認識されていると思います。

私は自然が大好きなのですが、たとえば今年の桜が大変な早咲きであったことは、短い自分の人生の中ですら前倒しに季節が進むことが実感できる大きな変化に感じました。桜と言えば入学の時期の背景から、もはや卒業のイメージと東京では重なる用になりました。
また、4月に入ってからは連日強い風が吹いています。私にはこれは例にない状態のように思えます。大気中の水蒸気がほんの少し増えるだけで気候は大きく変化すると言いますが、それがこういった形で現れているんだろうなと、そう感じます。

それが意味するところは、これまでの経験では予想できない自然現象が引き続き起こることだろうと思います。そしてそのとき、アマチュア無線、アマチュア無線家が何ができるか、というのがポイントだろうと思いました。

当局はほかのいろんなコミュニケーション手段がダウンしたときに、なお残っている通信手段としてアマチュア無線は魅力的だと思っています。通信が暗号化されず、誰からも傍聴可能であり省電力でありながら、広範囲に情報を伝達できることはとても大切なことなのではないでしょうか。

そんな中で当局ができることは何かを考えました。
一つは、自分自身のreadinessを向上させることだと思います。たとえば非常用電源を確保するといったことがこれに当たるかと思います。
二つ目は、アマチュア無線の裾野を広げ、いざというときに、そのネットワークをアクティベイトできるようなインフラを整えることに貢献すること、と思います。何ができるのかといわれれば、当局はCQをだし、新たにアマチュア無線を志されるかたの何らかの支援に回ることなのかなと思いました。
当局はHPで運用予定を公表しています。
Self-spottingなのではなく、その時間、その周波数で交信できる人がいる、という状況を、国内最大、全世界でも最も力強い1エリア東京で実現できたらなと思い、そのようにすることにしました。


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