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ARRL Podcastから:アンテナチューナーについて [アマチュア無線]

2021年2月27日(土)

今回のARRLのPodcastはアンテナチューナーに関してでした。
ご存じの方も多いと思いますが、話された内容の要約をシェアします。

アンテナチューナーは、アンテナと無線機の間のマッチング、つまりSWR(Standing Wave Ratio)を調整するための機器で、最近は上位機種は無線機側に備えられているし、外付けにすることもできる。
アンテナチューナーはあくまでも無線機とアンテナの間のマッチングをとるためのものであり、万能ではない。アンテナチューナーと無線機のSWRが1:1であったとしても、アンテナチューナーとアンテナのSWRは異なる。アンテナチューナーとアンテナのSWRが高いと、発熱という形でロスが発生してしまう。

一方で無線機とアンテナの間のSWRが高い状態であると無線機側に出力のロスがおこり、場合によっては無線機にダメージを起こす。

アンテナチューナーは自働の者とマニュアルの者がある。
自働のものは、コイルとコンデンサを巧みに選択することでマッチングを自動的に量り、しかも、そのマッチングを記憶することで次回以降の調整を素早く行うことができる。カタカタカタという動作音が聞こえてくるものである。
一方で手動の者は、いろいろな調整が必要である。

(以下JH1DOMコメント)
現在の上位無線機種に関して言えば、アンテナチューナーは無線機側に装備されていると思います。また、HF帯での交信を意図して無線機を購入するのであれば、アンテナチューナー付きの無線機を購入することはある意味必須かと思います。つまり、外付けのアンテナチューナーは不要ではないかと思います。

アマチュア無線家としてのポイントは、ARRLのPodcastにもあるとおり、アンテナチューナー(内蔵の場合は無線機)とアンテナのSWRをいかに低くするかと言うことだと思います。
今度はアンテナアナライザなどの機器が必要になるかとは思いますが、無線機が作り出す電力を効率高くアンテナに伝えるためには、このアンテナとのSWをいかに低くするかが大きなポイントなるかと思います。

当局の場合は、モービルホイップで各バンドに出ていることもあり、モノバンドのモービルホイップアンテナは最も多用する周波数(今で言えばFT8周波数になるかなと思います)でアンテナと無線機の間のSWRが最低となるように調整した上で、本体(IC-7610)の内蔵アンテナチューナーを使っています。


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